「若者のセックス離れ」というが、そもそも日本全体がセックス離れしている

出生率の低下理由の一つに、若者のセックス離れがあると言われています。

セックスしたいという気持ちがなければ結婚しないし、結婚しなければセックスしないし、子供産まれない循環が成り立っているようです。

目次

時代は「草食系」から「絶食系」へ

おっとりしていてねが優しく、女性に告白するよりアプローチされるのを待っている男性として「草食系」男子と言われていましたが、最近はとうとう「女性に全く興味を持たない」という、「絶食系男子」が出現し始めているそうです。
女性に全く興味がなく一切関わりを持とうとしない男性が増えてきているのだとか。
草食系は、どちらかというと「女性にどう接していいのかわからない」という、女性に興味はあるけど積極的ではないという迷いがあり、修正の余地はある感じでしたが、絶食系は「女性を断固拒否」という、ある意味自分の行動に自信があるともいえます。

日本は世界で最もセックスの頻度が少ない社会だった!


東京大学の瀬地山教授によれば、日本は世界でも類い稀なセックスレス社会なんだそうです。
あなたは大丈夫? 「セックスレス大国」日本
これによれば、2005年の調査結果ではありますが、日本における1年間のセックス回数は、調査41カ国中再開、しかも40位のシンガポールの73回と比べてもダントツの低さである45回です。
そしてまた、性生活の満足度においても、41カ国中40位という、燦々たる結果です。

これらの結果から、瀬地山教授は、以下のように分析しています。

性に対する満足度も、中国に次いで下から2番目で、わずか24%(41カ国平均は44%)にすぎず、「私の性生活は単調」と答えた人の比率も中国に次ぐ第2位の13%(同7%)です。「性に対してオープンな考えを持っている」人の比率も41カ国中最低で、わずか20%(同45%)。

回数と満足度が突出して低く、オープンな考えを持つ人が非常に少ないとなると、問題はかなり深刻です。つまり、問題を解決するための対話に必要な態度(オープンさ)まで欠けている

自分の性的な欲求を相手に伝えられているという人の比率が、やはり極端に低く、下から3番目

「欲求を相手に伝えられる」というところがポイントのようです。

日本は情報が氾濫しているが

日本は、セックス情報が比較的簡単に手に入るのではないかと思います。
電車の中吊り広告にはきわどい水着を着た女性の写真で溢れ、本屋も同様です。
もちろん、写真で言えば肝心なところが修正されていたり、最近は児童ポルノの規制も厳しいです。

長時間労働、長時間通勤でコミュニケーションの時間がない

最近話題の長時間労働、そして、職場に行くまでの痛勤。
平日のプライベートの時間は少なく、休日は疲れを癒すのに精一杯。
手っ取り早くて直で彼氏、彼女を見つけようにも時間がないし、下手に行動するとセクハラなどで訴えられてしまう。
ならば、もう、何もしないことが一番安全だ、という考えになってもおかしくないですね。

頭の中で満足している

それでも人間の欲望はあるわけです。
でも、情報は氾濫しているから、ある程度の欲求を満たすことはできる。
だったら、何も面倒臭いコミュニケーションに悩む結婚なんて選択しない方がいいというのは、自然な流れのような気がします。

まずは長時間労働の是正から

ITテクノロジーの発達で業務が効率化され、長時間労働はどんどんなくなるという話でした。
しかし実態は、長時間労働はなくなるどころか、仕事ひとつひとつの負担が大きくなっていることから、長時間労働の負担はどんどん大きくなっていると考えられます。
一部のエリートどころか、出世と関係ない人たちまでも長時間労働に巻き込まれている時代です。
男女平等の考え方が浸透した結果、女性までもが、長時間労働に巻き込まれてしまっています。
たまには、街に出て、異性とのコミュニケーションをしてみませんか?

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