データで見る晩婚化(国勢調査の結果考察)

今の世の中、晩婚化とか少子化とか言われていますが、本当なところはどうなのでしょうか。

インターネットを検索していたら、興味深い数字をまとめたサイトを見つけました。

ガベージニュースというサイトにある記事。
国勢調査の結果から、年代ごとの未婚率がまとめられています。

自分の歳で結婚している人は何%? 結婚状況などをグラフ化してみる(2016年)(最新)

この数字から、アラフォー・40代の結婚について数字上から検討してみました。

目次

2015年の未婚率

男性 女性
35〜39歳 34.5% 23.3%
40〜44歳 29.3% 19.1%
45〜49歳 25.2% 15.3%

 

どの年代でも男性の方が結婚していない率が高いのは、なんとなく当然の結果かと思います。

これだけでは、晩婚化の傾向はわかりません。

年代別の未婚率

過去データとの比較データもありましたので、数字を抜き出してみます。

 

年齢 1990年 1995年 2000年 2005年 2010年 2015年
35〜39歳 32.8% 37.5% 42.9% 47.1% 47.3% 46.5%
7.5% 10.1% 13.9% 18.7% 23.1% 23.3%
40〜44歳 11.8% 16.5% 18.7% 22.7% 28.6% 29.3%
5.8% 6.8% 8.6% 12.2% 17.4% 19.1%
45〜49歳 6.8% 11.3% 14.8% 17.6% 22.5% 25.2%
4.6% 5.6% 6.3% 8.3% 12.6% 15.3%
全体 31.4% 32.3% 32.1% 32.% 31.9% 31.6%
23.6% 24.1% 23.9% 23.4% 23.3% 22.9%

進む晩婚化が統計数字にも現れている

結局のところ、1990年に比べて、男女共あらフォー・40代での未婚率が増えているという傾向出ています。

特に女性は、2010年以降に未婚率が格段に高くなっています。

全年齢における未婚率は大きく変化がないことから、晩婚化が進んでいるということが、数字の上からも現れています。

女性の晩婚化が進んでいる

男性は35〜39歳の間で未婚率が下がる傾向がありますが、女性はそうではありません。

したがって、特に女性の晩婚化が進みつつある傾向と言えそうです。

女性の晩婚化は、女性の妊娠が可能な年齢に変化がないという問題から、出生率低下がさらに進むことになり大きな社会問題とも言えそうです。

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