目次
子供を産まない理由ってなんでしょうか。
内閣府の時計によると、子供産まない理由の一番の理由は「子育てや教育にお金がかかりすぎる」からがダントツです。
30歳未満の女性の回答は、実に95%程度までが経済的な理由で子供を産みたくないとなっています。
それほど若年女性の就業状況は悲惨なものであるということでしょうか。
30代以降も経済的な理由で子作りを諦める
しかし、経済的に余裕が出て来ても良さそうな30歳以上でも半数以上の方が、子供を産まない理由に子育ての経済的な理由を挙げています。
実際のところ、子供を産む前は半数以上の方が就職していたにもかかわらず、出産後にはこの数字が26.8%に低下してしまいます。
実に半数近くの女性が、出産後に仕事についていないということになります。
子育てでお金がかかるにもかかわらず、経済的には苦しくなるという状況であれば、子供がいる人はこれ以上の子供は難しいと思うし、そういう先輩の状況を見ていれば、第一子すら産みたくないと思うのは当然のことでしょう。
働くママはつらいよ
法律は味方だが・・・
法律では、出産前後に出産休暇、育児休暇等が取れるようになっています。
出産休暇は有給休暇、育児休暇は無給ですが、健康保険組合から給与の80%程度が支給されますから、完全に無給になるわけではありません。
そして、育児の時短等に関する制度も法律として定められています。
育児に時間を取られるとはいえ、会社を退職する必要はないと思われます。
しかし多くの女性は、子育てに専念する、もしくは仕事と両立する環境にないとして、出産後に会社を退職してしまいます。
職場は育児を支援する環境でない
職場に育児を支援する環境でないと思っている人に、具体的な理由を聞くと以下の理由が上がって来ます。
- 勤務時間が合わない
- 職場の雰囲気
- 体力が必要
- 職場の制度不足
職場の働くママへの雰囲気は優しくない
実際に私も経験したことがあります。
結婚していない御局様の、育児ママへの風当たりは相当なものがあります。
そしてその上司が、その風当たりをコントロールすることができていません。
だから、貴重な戦力を失うことになります。
お局様が出生率の低下を招き、日本の将来を危ういものにしていると言ったら大げさでしょうか。
そして、育児を経験した人でも、自分の時と比べて方制度が整っている現代の育児ママに対して厳しく当たる傾向があります。
お局様と先輩育児ママの精神的圧力は職場の責任であり、これらをコントロールでいない職場は、まさい育児の環境が整っていないといえます。
そして、そういう職場は、出産は自己責任だと感が、勤務時間の融通も積極的にせず、育児休暇等の取得も、精神的な圧力を加えていくようです。
法律では禁止されていて、様々な策が講じられている長時間残業ですら、働く仲間同士で足を引っ張りあってなかなか撲滅できない現状では、育児のための休暇や時短など、取得するのは夢のまた夢というのは、残念ながら現実です。
頑張れパパ
現状では夫が協力して妻の負担を減らすしかない
妻の育児の時短や休暇が取りにくい以上、夫が育児に協力するしかありません。
実際、夫が育児に協力している時間が長いほど、第二子以降の子供を出産する傾向があります。
お父さんが家事に不慣れならアウトソーシングで乗り切れ
最近の男性は、小学校・中学校で家庭科授業がありますから、以前に比べると家事の知識はあると思います。
しかし、実際に家族全員分の家事をこなすとなると、かなりの負担になると身構えてしまうのではないでしょうか。
しかし、最近の家電は高機能だし、アウトソーシングサービスもあります。
これらは一時的な経済負担は大きくなりますが、家電は向こう何年にもわたって使えるし、アウトソーシングを活用して家事を奥さんと分担して奥さんが会社を辞めなく住むとしたら、経済的な負担は最小限になるはずです。