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湯河原町で、全国初となる、妊婦専用の救急車が導入されるそうです。
神奈川新聞から
全国初の妊婦専用救急専用車 2018年4月から運用 湯河原町
2018年4月から、湯河原町と真鶴町を対象に「マタニティサポート119」という名称の元、緊急の対応だけでなく、計画的な出産のための入院にも利用できる救急車を整備するということです。
救急車はワンボックス車を新たに購入し、緊急の場合は社内での分娩が可能とのこと、かなり本格的なものになるようです。
湯河原町では、減少傾向ではあるものの毎年100名程度の新生児が生まれていますが、町内の産婦人科医院が2011年に廃業し、それ以降は小田原や熱海などの町外の産婦人科に通っているのが現状とのことです。
湯河原や真鶴のような、観光地としてメジャーな場所でも産科医が無くなるというのが現状のようで、本当に日本はどうなってしまうんだろうと考えさせられます。
妊婦専用の救急車の導入で、緊急時の産科医不足の問題は解決できるかもしれませんが、日常的な検診はやっぱり長距離の移動が必要になるわけで、それだけでも子供を無理してまで産もうという気が失せてしまうような気がします。
人口減少は、いろいろな対策が出ていますが、どれもこれも付け焼刃的な対策ばかりのような気がします。
もっと抜本的な対策をしないと、どうしようもない状況になってしまうのではないでしょうか。