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基本的な不妊治療の方法
妊娠は男女の性交渉の結果ですが、別項目でもあげていますが、最近は男性でも性交渉が好きではない人が多くいて、そもそもの性交渉の機会が少ない人もいます。
そういった人に、適切な性交渉時期を指導するのも不妊治療です。
一般的に、不妊治療といえば、以下のような治療が挙げられます。
タイミング法
ホルモン検査により排卵日を推測し指定した日に性行為を行う。
人工授精
精子を子宮内に直接入れ、精子と卵子の交わる確率を高める方法
人工授精
卵巣から取り出した卵子を体外で精子との受精を行う。
顕微鏡受精
医師などが、卵巣から取り出した卵子と精子を、顕微鏡で見ながら卵子の中に精子を注入する。
治療費用
- タイミング法 保険適用 数千円/回
- 人工授精 保険適用外 15,000円程度/回
- 体外受精 保険適用外 20〜50万円/回
- 顕微鏡受精 保険適用外 40〜60万円
不妊治療を受けている人が不妊治療にかけている費用
不妊夫婦に対し正しい情報提供をすることを目的とした特定非営利活動法人Fine(ファイン)が、不妊治療の経済的に負担に関するアンケートを実施しており、アンケート結果も公表されています。
多くの人が不妊治療に100万円以上を費やしている
先のアンケートの結果を見ると、多くの人の不妊治療に関する費用は100万〜200万円が一番多いようです。
ただし厚生労働省が不妊に悩む夫婦への支援として 2004 年度に開始した事業「特定不妊治療費女性事業」により、夫婦合算の年間所得が730万円以下の場合、1年度で2回まで15万円/回、通算5年間支給される制度があります。
支給は各地方自治体を通じて行われますので、受給を考えている場合は、自分の住んでいる地方自治体に確認する必要があります。
アラフォーや40代の方は、所得制限を超えていることが多いのが悩みだと思います。
年間最大30万円で5年間では150万円の支給を受けることができます。
この支援金額で十分な金額かどうかは、夫婦の収入や、不妊治療にかかる期間によるでしょう。
とりあえずの不妊治療がうまくいき妊娠したとしても、そのあとのかかる費用や、出産時に会社を休まざるを得ないことを考えると、不妊治療の開始時にある程度の蓄えがあるに越したことはありません。
40代やアラフォーでの出産であれば、女性もそれ相応の収入を得ている人が多いと思いますが、特に育児休暇中は会社からの給料が出ませんので、不妊治療中から何らかの対策を考えておくと良いと思います。
40台・アラフォーの不妊治療費用を何とかするため、投資について検討してみました。
お金がない!をなんとかする
多くの人が35歳以上で不妊治療を行なっている
不妊治療の経済的負担に関するアンケートに落ちて、アンケート回答者の年齢構成から、不妊治療に取り組んでいるおおよその年齢構成がわかります。
多くの人が高齢出産の対処となる35歳を過ぎてから不妊治療に取り組んでいることがよくわかります。
40歳以上の人も不妊治療に取り組んでいる人がいますが、この数字は、不妊治療が成功したかどうかの結果はわかりませんので、不妊治療の限界年齢がわかるわけではありません。
- 25歳未満 0.6%
- 25〜30 歳未満 9.9%
- 30〜35 歳未満 27.3%
- 35〜40 歳未満 37.1%
- 40〜45 歳未満 21.0%
- 45 歳以上 4.1%